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ドライヒット解決!Vapeで焦げた煙が出る1番の原因と簡単対策

ドライヒットする男性 Vapeについて

Vapeが嫌になるきっかけに!?ドライヒット対策しよう!

喉がイガイガ!焦げた煙が直撃して激痛!

ドライヒット 激痛

筆者もVapeを始めたばかりの頃は頻繁にドライヒット(「イガる」と呼ばれることも)を経験しました。
あの焦げた煙の味と喉の激痛は、二度と経験したくないと思っています。

Vapeが怖い・・・原因を知り対策することが重要

ドライヒットする男性

ドライヒットを経験した後は「またイガイガするかもしれない・・・」と、Vapeを吸うこと自体が怖くなり、場合によってはその経験からVapeが嫌いになるかもしれません。
Vapeを楽しむためにも原因と対策が重要なのでしっかりおさえておきましょう。

ドライヒット(イガる)の原因

一番の原因はコットンの空焚き(からだき)

iStick Pico

 

イガる(ドライヒット)の一番の原因は「コットンの空焚(だ)き」です。
リキッドがしみ込んでいないコットンが、コイルによって焼けてしまう現象がドライヒットにつながります。

空焚きは「水蒸気」ではなく「煙」だから刺激がある

煙

Vapeはリキッドを蒸発させて「水蒸気」を吸引する仕組みですが、コットンを空焚きしてしまうと「煙」が発生します。
水蒸気ではなく、焦げた刺激性がある煙が喉を直撃するので、イガイガした激痛を感じるのです。

リキッドをしっかり供給してドライヒット対策

原因は同じ!各種アトマイザー別の対策

アトマイザー複数

ドライヒットはどのアトマイザーにも共通する原因があります。
それは「リキッド供給が正常にされていない」ことです。

コットンにリキッドが染み込んでいる状態であれば、基本的にドライヒットは発生しません。
各アトマイザー別に4パターンの対策をご紹介します。

①RDAはこまめにリキッドチャージをする

リキッドチャージ

RDAはリキッドをためておくタンクが無いので、コットンが乾いた状況になりやすいアトマイザーです。
数口吸ったら、コットンが乾く前にリキッドチャージをするようにしましょう。

②RTA(RDTA)はウィッキングに注意!

タンクにリキッドが入っているので、コットンが乾くことが無さそうなRTA(RDTA)ですが、気をつけなければいけないのがウィッキングです。

コットンを通す穴に余裕がなく、ギュウギュウに詰まっているとドライヒットの原因になります。

VAPE RTA ウィッキング

毛細管現象によりリキッドはゆっくり吸い上げられてコットンに染み込んでいきます。
空気の通り道がコットンで塞がれていると、リキッドの浸透が間に合わなくなり、コイルにあたるコットンが乾いてドライヒットしてしまいます。

コットンが通る穴には少し隙間ができるよう、余裕を持たせてウィッキングしましょう。

③クリアロマイザーは既成コイルが原因になりやすい

JOYTECH

クリアロマイザーのドライヒットで一番起こりやすいのは、最初にリキッドをタンクに入れた時です。

完成された形で販売されている既成コイルの場合、コットンにリキッドが染み込むまでに数分かかります。

クリアロマイザー リキッドチャージ

店頭で購入した場合などは店員さんが「20分くらい待ってから吸ってください」と注意してくださいます。それを知らずに、リキッドが十分に染み込んでいない状態で吸ってしまうとドライヒットしてしまいます。

また一度焦げてしまうと使い物にならないので、コイル自体を交換しないといけなくなります。

クリアロ 既成コイル

既成コイルは一つ数百円するので、最初に焦がしてしまうと使用できなくなりショックも大きいので注意が必要です。
私も一番最初にクリアロを使用した時はドライヒットし、コイルも一発でダメにしてしまい、ものすごく落ち込みました(笑)

最初にリキッドをコイルの上から2、3滴たらしておくのも対策のひとつかもしれません。(あまりやりすぎるとジュルジュルになってしまいますのでご注意ください)

④カートリッジ系はリキッドチャージ後に数分待つ!

様々な種類があるカートリッジ系ですが、基本はクリアロマイザーと同じように「リキッド供給時に時間を置いてしっかり浸透させること」が対策になります。

SUORIN AIR カートリッジ

(※写真は「SUORIN AIR」のカートリッジです)

カートリッジ系もコットンにしみ込んだリキッドを蒸発させるという仕組みは同じです。
クリアロと同じように、最初にリキッドを入れた時は15分前後待つのが良さそうです。

短い間隔のチェーンスモーキングに注意!

砂時計

アトマイザー毎の対策以外に注意したいのが、吸う間隔(時間)です。
おいしいリキッドに出会った日などは、ついつい吸う間隔が短くなってしまいます。
チェーンする間隔が短くなると、リキッドが浸透する前にコットンが乾いてしまい、焦げたりドライヒットする可能性が高まります。
リキッドの味ではなく、コットンが乾いたような味がし始めたら黄色信号なので注意しましょう。

リキッドが両端から乾いていくコットンを使用する

VAPE コットン ウィッキング

 

RDAやRTAでご自身でビルドされる場合、コットンの質にこだわることはドライヒットの対策にもなります。コイルが直接当たる中心部分から乾きやすい安価なコットンだと、ドライヒットの可能性はやはり高くなります。

一方、中心からではなく両端から乾く良質なコットンであればそのリスクも軽減できます。
リキッドが繊維を上がっていく毛細管現象の効率が良いので、両端が先に乾いていくのだと思います。

私が使用した中で両端から乾いて良いと感じたコットンは「Kendo Vape Cotton」です。

「ケンドーVapeコットン GOLD EDITION」
by amazon

まとめ

つらいドライヒットの原因は、リキッドが浸透していないコットンが焼けることが原因で発生します。
アトマイザーによって対策は変わりますが、基本はコットンにリキッドがしみ込むように工夫することです。

他に注意する点としては、連続で吸い続けることによりリキッド供給が間に合わずコットンが乾いてしまうことです。
意識的に吸いこむタイミングの間隔を数秒とることにより、ドライヒットを避けることができるでしょう。

またコットンの質にこだわることも、ドライヒット回避としての対策になるだけではなく、リキッドの味も良くなるのでステップアップとしてオススメです。

Vapeに慣れてくると、コットンが乾きかけた味や、リキッドが蒸発している音なども分かってくるので、ドライヒットをすることはほぼ無くなってきます。
初心者の方も対策をしっかり行えばドライヒットは発生しませんので、コットンが乾かないように意識してVapeを楽しむようにされるとよいでしょう。

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