私はVapeを始めたころ、扱い方のコツがわからず嫌な思いをした経験が多々あります。
特に「ドライヒット」「スピットバック」「液漏れ」の3つに不快感を感じ、せっかく買ったVapeから離れていた時期があります。
私と同じように不快感を感じている方にむけて、対策方法をまとめましたのでご紹介します。
Vapeのスターターが経験する3つの悩み
スターターが経験しやすい悩みである、
①ドライヒット
②スピットバック
③液(リキッド)漏れ
に関して、それぞれ症状と原因、対策をご紹介します。
①ドライヒット
【症状】焦げた煙で喉がイガイガする
ドライヒットはVapeでミストを吸い込んだ時に、喉がイガイガして涙が出るくらい痛い現象です。
【原因】コットンの空焚きで煙が発生
一番の原因はコットンの空焚き(からだき)です。
リキッドが十分供給されていないコットンに熱が伝わると焦げてしまい、水蒸気ではなく煙が発生してしまいます。
この煙が喉を直撃すると激痛になります。
ドライヒットの対策
対策の基本的な方法は、コットンにリキッドが十分供給されている状態を保つことです。
クリアロなどの既成コイルだと、リキッドがコットンにしみ込むまで15分前後かかるものもあります。
リキッドチャージ後は待つことが大事なようですです。
アトマイザー別の対策などはこちらの記事をご参考ください。
【参考記事】ドライヒット解決!Vapeで焦げた煙が出る1番の原因と簡単対策 https://aromake.blog-park.com/dry-hit/
②スピットバック
【症状】高熱のリキッドが口に飛び散る
Vapeを吸うと熱いリキッドがバチバチと跳ね返り、口の中に飛び散る現象です。
やけどをしそうなくらい熱いリキッドなので、慣れていないスターターの人は不快感を感じるでしょう。
【原因】水蒸気化しなかったリキッドがコイルあたる
リキッドを水蒸気化させて吸い込むことがVapeの楽しみ方ですが、完全に水蒸気になれなかったリキッドや、アトマイザー内の結露した水分が、コイルに当たって弾け飛ぶことが原因のようです。
スピットバックの対策
対策としては、設定やセッティングを見直したり、部品やリキッドの種類の変更、吸い方を工夫するなどが挙げられます。
- コイルとコットンにエアフローが当たりやすいようにする
- コットンにリキッドを含ませすぎない
- コットンを程よく多めにする
- ワット数(コイル温度)を調整する
- ドリップチップを変えてみる
- リキッドはVG率が高いものを選ぶ
- パフボタンを試し押ししてから口を付ける
- しっかり吸って空気の流れをつくる
対策方法の詳細はこちらの記事をご参考ください。
【参考記事】リキッドがはじけて熱い!スピットバックの原因と3種類の対策 https://aromake.blog-park.com/spit-back/
③液(リキッド)漏れ
【症状】リキッドが漏れてベトベトする
外出時にVape本体に入れていたリキッドが漏れて、カバンやポケットの中がベトベトになります。
【原因】アトマイザーの空気穴から漏れる
Vapeのアトマイザーの構造上、エアーを通す必要があるため、どうしてもどこかに空気穴が空いています。
このアトマイザーの穴から、チャージしたリキッドが漏れるのが一番多い原因です。
液(リキッド)漏れ対策
アトマイザーやVapeのタイプによって対策方法は変わってきますが、共通する解決方法を一部ご紹介します。
- リキッドをフルチャージして持ち歩かない
- リキッドを吸いきってから持ち歩く
- モッドとアトマイザーを分けて持ち歩く
- 横向きにならないように固定する
- 外出時のリキッドはVG比率が高めのものにする(PGが40%以上あたりからサラサラで漏れやすい傾向があるからです)
他にも、漏れても大丈夫なように、Vapeをケースやポーチに入れることも、カバンなどが汚れる対策になります。
液(リキッド)漏れ対策の詳細はこちらの記事をご参考ください。
【参考記事】外出時のリキッド漏れをゼロに!アトマイザー別の液漏れ対策をご紹介
https://aromake.blog-park.com/liquid-spill/
しっかり対策をすることでVapeを楽しめる
いかがだったでしょうか?
ご紹介した対策を行うことで、苦手になりかけていたVapeが楽しくなれば幸いです。
私自身も、ドライヒットやスピットバックが苦手でVapeをやめた時期がありましたが、対策をしていくうちに苦手意識がなくなり、今では楽しくVapeを愛用しています。
スピットバックは、多少であればVapeの醍醐味に感じるくらいですが、ドライヒットと液漏れに関しては今でもかなり嫌なので、しっかり対策しています。
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